吉住流とは

吉住流は、江戸中期・享保の頃に生まれた長唄の唄と三味線を担う専門家の団体です。初代・吉住小三郎から数えておよそ三百年、唄と三味線の芸を受け継いできました。

流れを大きく変えたのは、中興の祖・四代目小三郎(後の慈恭)です。それまで長唄は歌舞伎の伴奏音楽の一つでしたが、四代目は長唄を芝居から独立させ、「聴くための音楽」として演奏会の形に据えました。この試みはやがて長唄界全体に広がり、今日では各流派が演奏会を開いています。

吉住流が大切にしてきたのは、曲を深く読み込むこと、そして正確な発声で歌詞を聴き手に届けること。唄も三味線も、一節・一撥にまで神経を行き届かせて曲想を描く——その積み重ねが吉住の芸をつくってきました。

研精会譜のこと

長唄の譜面に「研精会譜」と呼ばれるものがあります。大正期、四代目吉住小三郎の弟子・吉住小十郎が考案した数字譜で、1から7の数字だけで音の高さを表します。五線譜の知識がなくても読めるように工夫されたもので、家庭に長唄を広めるという研精会の志から生まれた譜です。

この譜は今日、流派を越えて広く使われています。歌舞伎の舞台を支える演奏家の手元にも、稽古場に通う方の膝の上にも、同じ数字が並んでいます。

2020年吉住会オンライン公演

吉住会のオンライン公演です。唄と三味線だけの舞台が、どのようなものかをご覧いただけます。

演奏会と稽古

今も、長唄研精会と吉住会の舞台は続いています。吉住流の名取が集う演奏会として、東京と名古屋で年に数回、幕を開けています。次の公演は演奏会案内でご覧いただけます。

また、稽古に通う方を随時お迎えしています。三味線に触れたことのない方も、どうぞ一度お問い合わせください。

お知らせ

2026年4月13日
吉住会・名古屋吉住会のお知らせ
2025年6月5日
吉住会のお知らせ
2025年6月1日
研精会のお知らせ
2024年12月28日
吉住会のお知らせ
2024年5月20日
研精会のお知らせ
2023年11月25日
吉住会のお知らせ
2023年9月1日
名古屋吉住会のお知らせ
2023年6月12日
研精会のお知らせ
2022年6月14日
吉住祭り開催のお知らせ
2021年11月1日
第220回吉住会開催のお知らせ
2021年3月13日
吉住会動画公開